着地点を明確にして登壇する!
昨日は2講演!
講演が終わったあとに、どんな感想を書いていただくかを決めて
登壇することは大切なことです。
それこそが、その時間において最も皆様に伝えたいことであり、
依頼者が講師に求めていることでもあるのです。
だからといって決めた通りに着地できることは
簡単なことではありません。
しかし、前もって着地点を決めてそこに向かって
話材を選択し、表現法や比喩表現を駆使したり、
音楽の三大要素でもあるメロディ・ハーモニー・リズムを
整えることが必須となってきます。
昨日は、連続講義でテーマも対象も違いましたが
決めていた着地点通りの感想を2講演共に
書いてくれていた人がいたことを嬉しく思っています。

「AIが普及するなか、人間の心の大切さや、あたりまえに感じる人間の素晴らしさ、大事さを学ぶことが出来ました。相手の気持ちになって物事を考えれる人になりたいし、○○さんの様に社長を守る存在、会社を守るリーダーに成長したい。何のために講演・研修に参加しているのか。目的を持って参加し、信頼されるリーダーに成長していきます。本日もありがとうございました。」 (S課長のアンケートより抜粋)
最初の講演では、
感動営業力強化講演の中から断られる理由の
4つの不(不要・不急・不適・不信)の中でも
特に不急という理由の場合は
間に合うようにタイミングを外さないことの
重要性を深く説きました。

夜の講演を聴いていただいた積極的な皆様の感想に考えていた着地点となる感想がありました。
「今日の講演で感じた事は、この講演・研修を受けている自分達が他の社員の皆を変えていく、変えられる事が出来る人になる必要があると思いました。報告の大切さや朝礼の目的、普段、何気なくしていることにも、ちゃんと意味があるということを他の社員にも伝えていきたいと思います。」 (K氏のアンケートより抜粋)
夜の講演の中で締めくくりに話したことは
1,人の痛みがわかる人になる
2,社長に恥を欠かせない人になる
3,間に合う人になる
この3つを柱にお話ししたというより参加された皆様の声から
今、ここで大切なことということで3つに集約して
最後に説いたという感じです。
薄皮をはぐようにしか変わっていかない私達ですが
少しでも変化させようと前進することこそが
人生において最も大切なことだと感じています。
自分と未来は変えることができる!
変えられないものは他人と過去と一般的に言われます。
過去に既に起こった出来事を変えることは出来ません。
だけど自分が変わることで過去を意味のあるものにすることは出来るのです。
変わろうと決意した原因が過去のコンプレックスや問題だったら、
それは自分にとってはマイナスの存在ではなく
未来を変えるための必要な体験だったかもしれませんよ。
こう考えると、辛い過去が価値あるダイヤモンドの輝きに変化します。
今を変えることで未来が変わり過去も変わります。
同じように自分が変わると他人も変わります。
私は世の中に変えられないものはないし
自分がマイクとマインドを感動色に変えれば
世界は変わると信じたいのです。

ワールドシリーズでMVPに輝いたドジャースの山本由伸投手が
勝ち投手になった試合後のインタビューで語ったことです。
「こういう落とせない試合は、失敗したらどうしようという気持ちから、緊張とかもちろんきますけど、しっかり落ち着いて、集中して深呼吸して、いつも通り試合に入りました。積み重ねてきた改善は間違いじゃなかったんだなと思いました。」
さすがMVP投手です。
緊張感が半端ない時もいつも通りやれば良いのですが
積み重ねてきた改善あってのことです。
不完全性の自覚から滲み出る謙虚さと素直な負けず嫌い精神を
集続していくことこそ輝き続ける秘訣ですね。
今日もありがとうございました。

